キレイになったって言わせる魔法

元トップセールス美容部員が教える、ビューティーテクニック!

雑誌という名の洗脳

皆さんはメイクをする時何を見ますか?

雑誌っていう人すごく多いと思います。

 

これ私には理解できないことの一つ!

 

だってあなたはその雑誌のモデルさんじゃないもの!

 

この仕事を始めて

「◯◯さんみたいなメイクを教えてください」

とか

「このモデルさんと同じ口紅をつけたい」

という声を沢山聞きます。

別に悪いことではないと思う。

参考にするだけなら。

 

ただ毎回私はこう思うの。

「そのモデルさんにはないキレイなパーツを持ってるのに、

なんでそれを生かそうとしないの?」

って。

 

そういうメイクを一生懸命したのに

「私はやっぱり、このモデルさんと同じようになれない…」

って。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(o_o)

 

当たり前じゃん!

 

だってそのメイクはそれが似合うモデルさんを使っているから。

もしくはそのモデルさんに合わせたメイクをしているから。

 

こんな言葉もよく耳にします。

「こういう色は日本人には似合わないのよね」

「私一重だから何してもキレイになれない」

 

メディアの影響力ってすごいと思う。

キレイ=雑誌やTVに出てるモデルさん

キレイ=欧米人

 

でも本当にそれは”キレイ”なの?

 

私は昔、今ほどはっきりした二重ではなくて

一重に今の二重の線がうっすらあった感じだった。

だから雑誌のメイクをいくら頑張ってやっても

私には全然似合わなかった。

というか今でも同じメイクなんて似合わないと思う。 

 

そこで私がやったのは、

 

とにかく自分の顔を鏡で見ること!

すごく嫌だけどねw

 

でもそれって大切なこと。

 

実際、美容部員として働いていた時も

マニュアル的なつけ方を学びます。

でもそのままのカラーメイクが私に合うとは限らない。

 

例えばアイメイク。

私は目が切れ長でつり目だから

あるメイクはとっても似合うけど

あるメイクは販売員としてはキツすぎる感じ。

 

こういう人によって違いが顕著に現れるのはアイメイク、チーク、リップ。

 

一時期みんながやってた微熱メイクなんかもそう。

雑誌を見てモデルさんの真似を自分の骨格度外視でつける感じ。

これね、決して10代、20代の話ではないんです。

60代の方でもやってます。

 

これって日本人の考え方を象徴しているのかもしれない。

流行りにのらなきゃ…とか

逆に目立たないように足並み揃えなきゃ…とか

何より日本人、アジア人である劣等感的な。

戦後日本人が感じたことが今の私たちにも自然と植えつけられてるのかも。

 

ミランダ・カーになれるハッピーメイク!

なんて、そんな売り言葉をよく目にするけれど

ミランダ・カーのメイクがハッピーになれるわけじゃない。

ミランダ・カーは自分に自信があるから

自然とハッピーに見えるだけ。

 

個性ってわざわざ強調するために派手にすることではない。

それを自分で考えてやるなら歓迎するけれど!

私が言いたいのは、

自分の顔をよく見て、自分の顔のパーツを好きになって、自信を持つこと!

 

 私がこういう考えになったのは、環境のせいかもしれない。

なんていったって、私の身近には日本人の考える”キレイ”な人がいっぱい!

一番身近な人だと妹。ここでお見せできないのが残念!

本当キレイで可愛くて、友達から何度妹を紹介して!!!と言われたことかw

そのせいで私は早い段階からコンプレックスを感じていたけれど

でもそのおかげで、自分キレイに見せる努力も

早い段階でやり始めることができたのかも。

 

そしてそれと同時に、私は友達運にも恵まれてて

グローバルな考え方の友達もいる。

その子のおかげで私のコンプレックスが

どれだけ小さな世界での考え方なのかも教えられたの。

 

確かに私が本当にちゃんと恋愛してる男の子は

妹より私の方を好きって言ってくれるから。

というか妹を好きって言う時点でその人は私を好きではないよねw

 

だから私は今の自分が好き。

それは誰と比較するわけじゃなくってね。

自分が嫌いっていうネガティブな子よりも

自信を持っているポジティブな子の方が間違いなく魅力的!

 

でも間違った努力で間違った自信を持たないで!

最近アイプチの代わりに絆創膏を使って二重にする技とかがあるらしいけれど

実際にそれをやっている子を見たことがあるけれど

そんなこと今すぐやめて!

将来歳を重ねた時のことを考えてる?

運動をせずにとにかく食べないでダイエットするなんて

それは努力とは決して言わない。

人間が感じるべき欲求が満たされてないから

ハッピーなオーラが見えないもの!

 

私は筋肉が何もしなくてもつきやすいから

バービー人形みたいなスキニーな体にはなれないけれど

だからこそ、それを生かして

柔らかそうに見える、でも太ってない感じを意識してる。

もちろんそれは自分のものさしで決めた基準で。

ストレスで痩せすぎることも、太ることもあるけれど…

 

みんな同じでなくていいと思う。

というかみんな元が違うから同じになんてなれないし

私が女だから女の立場として言うけれど

 

男性がみんなバービーを好きでバービーしか認めないなら

バービーに一番近い人以外は彼氏ができないってこと!

そんなの絶対に嫌!

 

男性だってキャンディス・スワンポールを好きな人もいれば

冨永愛のようなスキニーで切れ長の目を好きな人もいるわけ。

 

女性だってそうでしょ?

 

世界的な視点で考えると、例えばパリコレ。

パリコレに日本人の考える”キレイ”なモデルは出れない。

パリコレには日本人の特徴である

黒髪、ストレート、切れ長の一重が美しいとされ

それを必要とされるから。

 

美の基準なんて本当に人によって様々なもの。

 

だからまずは自分の軸をきちんと持つこと。

自分を自分の目で見た時に

どういう特徴を持っているのかをよく知って

そしてそれを最も美しく見せるように研究すること、

これが一番美しくなる近道だと思う。

 

だから”美”って深いんだと思う。

だって顔も体型も、もちろん好きなものも年齢とともに変わるから。

だからずっと自分と向き合っていかなくてはならない。

 

洗脳を解いたら、本当の自分らしさを追求できると思う。

 

私はそれをほんの少し手助けできたらって思って仕事をしています。

だからこのブログではもちろんトレンドをおさえた美容もご紹介していきたいけれど

基本的な誰でもが参考にできることを配信していきたいな♡

 

皆さんも参考程度に♡

それでもうまくいかなーい!助けてー!

っていう時はsaki.lauleanani@gmail.comまで♡

あなたのお顔を実際拝見してあなただけのメイクを一緒に考えます♡

っていう宣伝を兼ねて♡

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